小説を書くことで気づいた大切なこと。
皆さんはじめまして。
バター猫というものでございます。以後お見知りおきを。
さて突然ですが私は趣味で小説を書いています。
「本だしてみたいなぁ」とか「小説家、あこがれるなぁ」とか漠然と思案する毎日。
しかしそんなフワッとした考えとは別に小説を書いていて思うことがあります。
小説を創り上げることの素晴らしさ。
テーマを決め、プロットを作り、構成を練り練り、文章をひねり出し......。
時折そんな創作活動がどうしようもなく好きでたまらなくなる時があります。
もはや愛してると言っても過言ではありません。
それこそこんなブログを作ってしまう程に。
「もしかしてこの人小説書いてる自分に酔ってる???」
そんな風に思われる方もいるかもしれません。
......そうですね。否定はできません。
小説書いてる奴なんて大抵そんなものです。(偏見)
ですがそれもひっくるめた上でこの「小説を書く」という行為は価値あるものなのです。
なにがそんなに「素晴らしい」のか。
まず皆さんは小説を書くということにどんなイメージをお持ちでしょうか。
「なんか書き方難しそう」、「想像力がいりそう」、「そもそも楽しくなさそう」etc......
まあ実際書いていてそういうときもあります。
このあたりは個人差があるでしょうが。
しかしそれらはあくまでこの創作活動の一端でしかなく、汲み取るべき部分は他にあります。
語彙力の向上
わかりやすいところとして、私は小説を書き始めてから明らかに日本語が上手くなりました。
漢字の読み書きからふとした日常の会話まで。
これは日常の中に執筆というものが組み込まれる事によって、知らない語彙や表現に出会ったときの対応が変わった為。
「この言葉こういう場面で使えるな」という風な意識がはたらくわけです。
それ故自分の記憶に強く残ります。アウトプットでもありますね。
想像力の鍛錬
想像力、と一言で括りましたが、この力には様々な 効果があります。
例えば誰かから何か嫌な言葉を言われたとき、自分の感情には左右されずその人の側に立ってその理由を考えることができるように。
あるいはTVでお笑い芸人のコントを観ていても、小説を読んでいてもそれらの本質を理解する助けになることも。
小説を書いているとこういった自分には見えない部分を想像する力が養われます。
感情のコントロール
そうして想像する力が発揮されると、自ずと次に自分が取るべき反応がわかってきたりもします。
これは自分の書く物語の主人公を動かしている感覚に近いかもしれません。
客観的に状況を整理することで、自分の感情の手綱を握ることができます。
まとめ
ここまで読んで頂いたように小説を書くという行為のなかには意外にも実生活に役立つスキルが隠れていました。
私自身そんなことを予期して始めたわけではなかったので得した気分です。
「小説家になろう」なんかで公開もできるので始めるのは割と簡単。
迷っている人は何か書いてみることをおすすめします。