バター猫の創作ネタ収集の日々

主に小説などに使える創作ネタとアイデアを日常生活や映画、小説などから収集していきます。あとゲーム。

【今すぐやるべき!】3ヶ月、音読をしてわかった4つのメリット。

どうも、皆さん。バター猫です。

 

さて前回私は趣味で小説を書いたりしている、というお話をしました。

その訓練の一環として始めたある習慣がとても気に入っているので、ご紹介いたします。

 

その習慣とはズバリ音読です!

 

私が音読を始めたワケ。

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音読、というと小学生のときの国語の授業を思い出す方がほとんどかと思います。

 

静まる教室。集まるクラスメイトたちの視線。教科書を泳ぐスイミー。

思い出すだけでちょっと吐き気が。(アガリ症)

 

漢字が読めないととんだ恥さらしになるので前日に読むであろう範囲を予習していったこともありました。

「何ページを何回読む」という宿題もあったはず。

私にはおよそ真面目にやっていた記憶はありませんが。笑

 

そんなあんまりいいイメージのなかった音読

私が始めたのはあくまで語彙力を鍛えるという小説修行のためでした。

 

音読のメリットとデメリット。

さてそんな風に音読を始めてから3ヶ月。

 

あっ、いい。音読、いい

 

そのあいだ思った以上に音読の可能性というか有用性に気づいてしまったので、その解説をしていきます。

 

メリットその1 語彙力の強化!!

 まず当初の私の狙い通りこの点に関してはかなりの経験値が蓄積されました。

 

自分のわからない語句や馴染みの薄い言葉なんかは往々にして読むことが出来なかったり、躓いてしまうもの。

声に出して読むことでそれがよくわかります。

つまり、黙読や速読に比べてわからないことがわかるようになるわけです。

 

そして即座に調べて読み直すことで、インプットとアウトプットを同時に行うことが出来る。まさに一石二鳥。

 

メリットその2 会話の訓練に。

実は音読というのは会話の訓練にもってこいです。これは割と棚ボタでした。

 

重度のコミュ障というほどではないのですが、もともと口数が少なく以前の私は人との会話に少なからず苦手意識がありました。

相槌をうったり、質問をするだけに留まることもしばしば。

 

しかし音読をするようになって、明らかに自分から会話するという行為に対する抵抗が薄くなりました。

 

これは単純に話すことに慣れていくという側面が大きい。

それに加えてなにか言葉を聞いたときの反応が早くなったのも、大きな要因の一つでしょう。

 

メリットその3 滑舌改善。

これはメリットその2にも関連してきますが、滑舌がよくなります。とくにサ行。

 

私は音読をするとき自分で一回ずつ録音しています。

それを聞き返すと始めたころより一つ一つの音が格段にキレイに発音出来ているのがわかります。

 

 メリットその4 朝からフルスロットルで活動出来る。

 朝の習慣としてジョギングや読書をする方は多いかと思います。

私はそんな朝活に音読を取り入れることを非常に強く推したい。

 

その理由はいくつかありますが、その最たるものは自分にエンジンがかかるから。というものです。

 

まず声を出すというのが寝起きの頭にはいい刺激になるのは有名な話。

それはこの3ヶ月、身をもって感じました。

 

そしてそれ以上に文の意味を耳で捉え頭で理解するというプロセスが、車にキーを差し込みエンジンをかけるように、自分の思考を目覚めさせてくれるのです。

 

朝、職場について初めて声を出して話すのと自宅での音読のあと会話するのとでは、相手に与える印象は天と地ほどの差があります。

 

デメリット 本を読む意識が変わる。

ここまでひたすらにメリットを紹介してきました。

事実私にとって音読とはそれほどにいいことづくしだったのです。

ですが全くデメリットが無いとも言い切れません。

 

人によっては意識的に速読の訓練をしていたり、読書はわざわざ時間を決めてやるようなものではないという哲学を持っていたりするケースもあるでしょう。

 

そんな方々には音読は向かないかもしれません。

なぜなら声を出すというのは多少なりとも疲れますし、そのスピードには限界があるからです。

 

この辺は自分の本に対する姿勢との折り合いが必要になる場合もあるでしょう。

一度試してみるのもいいかもしれません。

 

 音読の具体的なやり方。

 

  • 時間は朝食後15分~20分
  • 可能な限り早口
  • 録音しながら
  • わからない部分は線を引いたりメモをとりその都度調べる
  • 読む本は小説

 

私は3ヶ月間、紆余曲折あった結果、このやり方に落ち着きました。 

 

肝心なのは早口でという部分

普通に読んでもいいのですが、するのとしないのでは頭の回転と口の回りがまるで違います。

 

録音に関しては当初、「もしかして自前のオーディオブックが出来るのでは!?」と録っていますが未だに人に聞かせるレベルで、というのは難しいところ。 

ただ目標があったほうがいいと考え、続けています。

 

しかしこれらはあくまで一例ですので、自分にあったやり方や目的にあった本の種類を探してみてください。

 

 まとめ

長々書いてきましたが、他にも細かいメリットを含めると枚挙に暇がありません。

 

今考えるとあの国語の授業は理にかなっていたんだなとしみじみ。

なんでもっと早く始めなかったんだろう......。

 

兎にも角にもやってみることをオススメします。